このところスマホレビューブログと化している節操のない日記だが、たまにはバイクの話でも。
最近はSRX400で職場やレッスンなど近所を下駄替わりに走るぐらい。このバイクは単気筒なのに回し気味にしないとならないエンジンだから振動で長距離ツーリングは疲れる。でも連休がもらえた(というか作った)し、春になったんだからと思い突然長野に行くことにした。
軽くチェックだけしておこうと思ったがメンテをサボっていたのでタンクが水アカで汚れて緑っぽく苔生したように。チェーンも付け足しグリスアップだったので黒っぽく汚れている。我ながらひどい。バイクの汚れは不良箇所を隠し整備不良の元。思い切ってコイン洗車場に行って高圧洗浄し、ワックスがけに各所グリスアップ、チェーン張り調整、灯火類の動作などきっちりチェックした。でもさすがにオイル交換だけはたるいし今月車検に出すからパス。
と、思っていたがやはり気になる。そういや最後に交換したのっていつだったっけ? とか忘れてるぐらい前じゃヤバイだろう。なので隣町のNAPSまで行ってオイル一式を買うことに。フィルターも交換しようとベスラの対応表見ながら、さてオイルは何リットル買うんだ・・・とか調べていたらやはりたるくなってきた。金はないけどもう店に任せよう。こうなったらオイルも MOTUL 5100 4T 15W50 にしちゃえ。いつもカストロールのリッター1,200円程度の安物オイルしか使わないのに今回は1,942円だ。オイル代だけで4,000円超えってゼイタクだなっ(いや、MOTUL の一番安いやつだけど)。
作業は2時間待ちと言われたが、今から家に帰っても暗くなるので待つことに。近所のすき家でねぎ玉牛丼食ったり、ブックオフ散策したりしながら必死にヒマを潰そうとしたが、私はヒマ潰しができない人。結局店に戻ってガラス越しに作業場をチラチラ覗きながらEVOをいじっていた。
自分でやると十数分で終わるのに、整備員の動きを見るとタラタラやってて少しイラつく。思い出してみたらバイクのオイル交換って他人に任せたことがなかった。クルマに乗ってたときですら下に潜って自分でやっていたし。でもよく見ると古いオイルが抜けきるまで時間をかけてドレンして、何度もチェックしながら時間を置いて少しずつオイルを規定量まで継ぎ足してたのね。というかSRXってオイル抜くのにオイルパンだけでなく、ミッションの上にあるオイルタンクのドレンからも抜かないとならない上、そのオイルタンクからダバダバとマフラーにこぼす仕様だったことを思い出した。なので整備員は何度もブレーキクリーナーでミッションやマフラー周りの油を拭いてオイル垂れしないように注意深くやっていたわけだ。
それに来る前にチェーンやエンジン周りをキッチリ洗浄してきた上、作業場をずっと見てるから私を神経質な客だと思ったのかもしれない。マフラーにオイルこぼしたら「ひい、殺されるぅ」とでも思ったのかも。ようやく2時間以上待って受け渡し。懇切丁寧に不具合箇所も説明してもらい、たまには任せるものだと思ったものだ。帰り道はエンジン快調。低回転でも振動少なくトルクフル。だからと言って低回転でドコドコさせるとこのエンジンはダメになるんだけどね。
さて、SRXもちゃんと整備したし、久々の遠出が楽しみ。