勤務中にこのブログを読み返したら垂れ流し過ぎと自己嫌悪に陥ったので少し休んでみた。というのは建前でこの所忙しかったので怠けていただけ。一応GJ!(Web拍手)にも反応がそこそこあるのでそれなりに役立つ記事もあるようだ。だから今後も何が役に立つかわからないし、有用/無用は読者に判定してもらうことにしてマイペースで垂れ流し。

アマゾンのキャンペーンでキャッシュバックがあったので、無理やり本を3,500円分買おうとして検索したら気になる本があったのでポチリ。Fリプシウス「耳を使ってジャズの基本をプレイするブルース・エチュード ヴァイオリン [C]」2,940円也。あとで割引がされてなかったのでアマゾンに凸したら対象外製品だった。送料向こう持ちで返品してもOKと言われたが、面倒だしどうせ要るものなのでとそのまま購入。

私のヴァイオリン最終目標はジャズライブなのだが、いざジャズっぽいフレーズを弾こうとしても全くうまくいかない。ジャズというのは好き勝手に演奏するものだが、ちゃんと常套句があってそれを使いこなさないとそれっぽく聴こえない。私はピアノが弾けるわけではないが鍵盤に置き換えればそれらは何となく理解できる。だがヴァイオリンのフレットに置き換えると頭がこんがらがってくる。それにステファン・グラッペリなどが弾くようなジプシーっぽさはどう見てもクラシックのテクニックにはない技が盛り込まれている。つまり譜面だけ見てもマネができない。

ジャズというのは変人*注 がやる音楽なのでごく少数派。なので一般の書店や楽器店にはこうしたテクニック本が置いていない。アマゾンでも「ジャズ・ヴァイオリン」で検索したらこの本ぐらいしかヒットしなかった。早速手元に届いたところで付録のCDをかけてみたら、おお、これだよこれ。私の目指していた音楽がそこにあった。巻末をみたらシリーズ物がいっぱいあったので、調子に乗ってATNの直販サイトで以下も購入。

どうせ要るものなんだから買っとけ、とポチッたら計5冊14,740円にもなってしまった。Yahoo!の星占いにも「精神的な満足感が得られる買い物ができる日。散財しますが、後日、投資と判明するでしょう。」って書いてあったからこれでいいのだ。さっき届いてパラパラめくって満足。はあ♡

「要るもの」とは書いたけれど、今はクリスマスの演奏会の練習で忙しいのでこれらの本を開いているヒマはない(ていうかそもそも弾けるテクニックもない)。でもこういった楽譜関係は定番以外重版されることが少ない(だから値段も高い)。あるときに買っておかないとあとで入手困難になる。なので今は使わなく(使えなく)ても将来のためにと思って見つけた時点で買ってしまう。

だがそうやって購入したまま開いたこともない本が私の本棚には山とある。本を買った時点で満足しちゃっているのだろう。ちょっと気になってヴァイオリン関係の楽譜だけ引っ張り出したらこうなった(他のも合わせるとこの倍ある)。総額を計算したら恐ろしいことになりそうだったのですぐ本棚に戻した。うん、お金が貯まんないわけだな。

* ジャズを演る人はむしろ「変態」と呼ばれることに快感を覚える人が多い(私の経験上)。

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