先日、調子が悪いと書いたVT250であるが、電気系統だけは直ってしまった。
最近始動性が悪いので、今日はバッテリーに蒸留水を補充し、補充電を行うついでに点検と簡単な清掃を行った。ウィンカーの動作を見るためハンドルを動かしたらニュートラルランプが点いたり消えたり。配線をたどって行ったら、ステアリングボトムの辺りでコードがむき出しになっている箇所を発見。絶縁テープをむいてみると、3本配線が断線していた。試しに接触させるとランプが点灯。なるほど、ここだったか。
ハンドルを右左に切るとライトステーの金具の角と干渉するため、ここで無理がかかって断線した模様。何せ本来はカウルがあるはずのVTを、無理やりネイキッド風に改造してあるバイクだから、元々なかったステーが邪魔になっていたようだ(これはヤフオクで買った当初からの改造)。
道具を引っ張り出して断線箇所をハンダで補修。絶縁テープで巻いてその上からさらに結束スパイラルを巻き、さらにテープで三重に保護。左右にハンドルを振ると微妙に配線の束の居心地が悪いので、タイラップでフレームに固定し、ようやく修理完了。これでやっとこさ赤緑のランプと、タコメーターが動作するようになった。
で、さっき動作確認のため会社まで走ってみたら、なんだか微妙にタコメーターの動きが悪い。まあ回るだけマシと思ってあきらめよう。旧いクルマに完璧を求めてはいけない。
それよりもタイヤの方がもうヤバイ。もう前後輪ともスリップサインが完全に出てきてしまっている。ううむ交換するべきか、それとも…