ゴロゴロと雷鳴が轟いている中、コンビニへ行こうと玄関を出たら虹が出ていた。雲間にちょこっとかかるものなら何度か見たことはあるが、端から端まで大きくアーチを描いたものは初めて。ン十年生きていた中で一番太くて大きい、立派な虹だ。
母や姪に「虹出てんぞー」と声をかけ、しばし一緒に自然の妙技を鑑賞。青い空と黒い雲が入り乱れ、晴れと小雨が交差する中、傘も差さずにスマホでカシャカシャと写真を撮った。
コンビニから帰る時、もう虹は消えていた。見えていたのは恐らくホンの十数分。様々な条件が揃わないと見られない現象なのでちょっと得した気分。蒸し暑い日もたまには悪くない。