ペイントツールSAIで1枚描き上げてみた。結論:私の性には合わないかも。
感覚的にはお絵描きBBSのしぃペインターな感じ。手ブレ補正はなかなかよろしいが、ちょっとストロークを早くすると動きがもたつく。でも何より「硬い」。おそらく筆圧検知をいじればよくなりそうだが、どうにも色が乗ってくれない。長年のフォトショの癖が染み込んでいるため、この辺が上手くいかないとイライラしてダメ。
アニメ描きのような輪郭線クッキリの絵を描くならいいかもしれない。輪郭線のクリーンナップなら使えるかもしれないが、このまま全部描く気にはなれない。何せ描いてる途中、左手がフォトショのショートカットを使いそうになる。
今回は試してないが、キャンバス(描いている画面)を紙を回すようにグルグル回せる機能があるらしい。これも私の場合、高校の時から紙を回さずにペンでどんな角度の線も引けるように訓練した人にはあまり必要なかったり。
私はボールペンだろうが割り箸の先に墨汁をつけようが画材を選ばず描けるが、気合入れて描く際には道具に非常にこだわる人。今回試してみて残念ながら SAIは却下。でもこれからパソコンでお絵描きを始めようとしている人や、今まで他のソフトで描けなかった人には素晴らしいツールになるだろうと思う。 Windows版しかないけれど、30日間無料で試せるので興味のある方にはぜひオススメしたい→http://www.systemax.jp/ja/sai/
てなわけでフォトショなら1時間ぐらいで描けそうなものを2時間ぐらいかかってしまった。久々に写真を元にせず、以前描いたラフスケッチをベースに現物を見ながら描いたのもあるけれど、今回は意味もなく苦労してしまった。
でも絵以上に苦労したのは実はHTMLタグだったり。いつも絵を描き上げて差し替えるだけでなく、全体のバランスを見ながらタグで微調整しているのだがこれがメドイ。相変わらずWebページ編集ソフトを持たずに、テキストエディタで直接タグの組み直しや数値で調整している。なんだかアナログなんだかデジタルなんだかわからない。なんだかな。
ていうかこのトップはどう見ても「音楽サイト」。某T氏に言わせるとこのサイト、すでに「何のサイトかわからない」らしいが…