バイクの宿命

こないだ都内に転入した妹の下宿へ引越しの手伝いにバイクで行った。帰りに突然土砂降りに遭ってこんな状態に。どうもCB400SFに乗り換えてから途中で雨に降られることが多い。雨男じゃなく雨バイクかっ。

自然を感じて走れるのがバイクの魅力でもあり、欠点でもある。爽やかな風が吹く高原ならともかく、自然のない市街地ではその不快をモロに受ける。大型トラックの吐く排ガス、火の付いたタバコの投げ捨て、路上のゴミや砂利、上から照りつける日光とアスファルトの反射からの熱、雨に濡れてスリップしやすい白線やマンホール、ルール無視の悪質ドライバーやバカライダーと戦わねばならない。まさに交通戦争の最前線。

あと乗って気づいたのだがCB400SF、エンジンからすごい熱が上がってくる。タンクの脇からモアーッと熱気が来てヘルメットの中を蒸してくれるし、足先にもクランクケースから熱がムアーッと来る。右側に傾斜した地面にバイクを止め、右足を伸ばして地面につけたら同時にエキパイに足首がジュッと。あちちっ。行きは熱気で蒸され帰りは雨に降られ往復4時間弱のツーリングで疲労困憊。

でも冬になったら今度は指先の感覚がなくなるぐらいガンガンに冷えるのだろう。バイクを快適に走れる季節は思ったより短い。それでもこの歳になってバイクに乗り続ける私はマゾかバカかその両方に違いない。

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