スカイツリーを見に行ったゾ

先日、会社の健康診断で葛飾の方に行ったついでに東京スカイツリーを見に行ってみた。

今回は HTC EVO に標準でついているナビ機能を使って都内をCBで走行。ただしバイクに取り付けるステーもバッグもないので最大音量にして胸ポケットに入れ、ほぼ画面を見ずに音声案内だけのブラインドナビ。GPSだけで車速や進行方向を計るものがないので現在位置に誤差が出たり、時には曲がる交差点の間際で「左です」とか言われたりであまり信用できない。でもカンに頼ったら道に迷ったので素直に音声に従ったらあっさり着いた。案外使えるものだがやはり画面がないと厳しい、というか危ない。

健康診断を終え、スカイツリーの住所をセットして今度は素直にナビに従おうと思ったら「次を右です」と言われる。どう考えたって違うだろうと思って左にウィンカーを出したあとに「左です」とか言われた。やはり信用できない。
  
でも今度はすぐに目標が目視できたので迷うことはない。大通りに出ると遠くからでも見える。近づいていくとどんどんそのスケールが異質なものだと感じてくる。何てったって自立式電波塔世界一の634m。日本の技術パネエ。
  
近づいていくとごらんの通り。カメラのフレームに収まりきらない。ていうか周辺道路がやたらに狭い。住宅や中小企業の事務所などが雑然と建ち並ぶ路地に突如生えた感じ。あちこちに立小便する馬鹿者までいるらしいので禁止看板と仮設トイレまで設置してあったけれど、クルマなんかで行ったら路駐すらできない所なので見学される方は公共交通機関のご利用をどうぞ。
  
平日の昼間なのにお年寄りや高校生みたいな集団がゾロゾロ。サントリーの缶コーヒーのCMでもあったけれど、道行く人はみんな上を向いている。工事現場には「上を向いて がんばろう 日本」の横断幕が。なんかこういうのって素直にいいと思う。

で、なぜか帰り道は池袋に。高い建造物と言ったらサンシャイン60が真っ先に思いつく世代なのでちょっと比較したくなった(239.7m)。というか健康診断で去年より8キロ体重が減ったのでお祝いというかたまには暴飲暴食を。たまに食べたくなるシェーキーズの食べ放題ピザ(平日ランチ850円)。「ピザでも食ってろデブ」ってよく言うしね。安っぽいピザやパスタの味も好きだけれどシェーキーズはこのポテトが一番旨い。バクバクと食って7往復ぐらいした。

でもあまりに全力を出しすぎて気持ち悪くなったので、腹ごなしに東急ハンズやサンシャイン60をブラブラ。ワールドインポートマートで沖縄物産展をやっていたので母の土産にちんすこうを買って帰宅。その後ダイエットで飢えたカラダにいきなり高カロリーを詰め込んだせいで翌日寝込んだ・・・

Androidで音楽レッスン

Android マーケットを探したら以前紹介したものの他に楽器練習に役立つものを色々と見つけたのでピックアップ。

まずは Mobile Metronome というメトロノームのアプリ。基本的にヴァイオリニストは拍子を自由に取ってしまう人種なのできっちりビートを刻むとかしないのだが、それは訓練された人に許される特権なので素人は真似してはいけない。もちろん私はド素人なので譜面をさらうのにこの手のツールは欠かせない。

個人的には持っているヤマハの電子メトロノームのように針が左右に振り子のように揺れるものが好みだが、演奏中は楽譜も見ないとならないからこれでも十分か。音はいかにも電子音的だが目立つ音なので楽器の音に埋もれないからグッド。また拍子をカッカッカッカと東野英治郎版水戸黄門の笑い声のように刻むだけじゃなく、各拍子で6連符まで設定が可能。さらに細かく休符も設定できるプロ版 Mobile Metronome Pro もあるとのことだが、私にはフリー版で十分かも。
  
次に、MusicTutor SightRead Lite という音符の音名を読む練習のアプリ。MusicTutor SightRead の機能限定版で「Read」以外押せないボタンがいくつかあるが、単純に譜読みの練習だけならこれで十分。現れたオタマジャクシの音名をピアノ鍵盤で押して正解ならピアノ音、不正解だとガラスがガシャンと割れる音がする。30秒間で何問答えられたか過去の統計が折れ線グラフで表示される。
  
これとはまたアプローチの違う譜読みアプリ Note Teacher は画面がクラシカルでカッコイイ。表示がト音、ヘ音、ト音+ヘ音の3種類が選べ、重音で表示される部分の灰色表示のオタマジャクシをC~Aの音名で答える。こちらはタイムは測らないし途中でやめてもあとで続きができる。空き時間で気軽に練習できるかも。Statisticsで各音名の正解率がパーセンテージで表示されるので自分の苦手がわかる。画面が小さくて見づらいのがちょっと難点。
  
ト音記号とヘ音記号の譜面読み練習アプリは多くあるがハ音(アルト用)のも欲しい。探したら Music Sheet Workout というのを見つけた。正解すると次の問題、不正解するとバイブが鳴って正解を色で表示するというシンプルさ。時間制限はないが私はまるでハ音記号が読めなくて欝になった。ていうかヘ音記号だって怪しいけれど。まだ開発中のベータ版らしく押しても出てこない機能があるが、譜読み練習だけならこれでも十分。
  
最後に音感を鍛えるアプリTheory, Practice! 右上の再生ボタンを押すとピアノの音が鳴るので、それぞれ何の音かを当てて音感を鍛えるというアプリ。「Intervals」で音程、「Chords」で和音、「Scales」で音階の聴き分け練習ができる。絶対音感は鍛えようがないが、相対音感(音程感)を身に付けることが特にフレットのないヴァイオリン属の楽器には必要なのでヒマを見てはポチポチ練習したい。でも私は調号が変わると長調(Major)と短調(Minor)すら区別がつかなかった。音感のあまりの無さにこれまた欝に。

以上、全部英語のアプリだが、音楽かじってればわかる単語だし使っているうちに何となくわかると思う。「英語」と聞いただけで敬遠してしまう人も多くいるようだが、それだと豊富なアプリを誇るAndroidの魅力が半減してしまうかも。

Androidの無料アプリを使い倒す

HTC EVO WiMAX ISW11HT を使い始めてひと月。バッテリーの持ちは相変わらず悪いが電池がなじんてきたのか、こまめに使わない電波を切り、ずっといじっていなければそれなりに持つようになってきた。Android のクセと画面の細かいところのタッチにも慣れ、たまに布団に転がりながらマーケットで無料アプリを探しては遊んでいる。そんな中で私が面白いと思ったものをピックアップ。

まずは Lighter Free 。私はこういう無意味なものが好きだ。いわゆる「シュール系」というやつ。これは擬似的にライターを表示するアプリ。フタをフリップすると「カキン♪」とフタが開き、フリントホイールを回すと「シュボッ」と炎が揺れはじめる。本体を傾けると炎も傾き、「フッ」と息を吹きかけると火が消えて一瞬細い煙がフワッと漂う。ただそれだけ。実際に火ではないのでタバコもつけられないから全く無意味。でもユラユラとした炎を見つめていると、太古の時代に思いを寄せたり精神統一ができるかもしれない。いや、本物でやれ。
  
着信音は本体付属の電話のベルが気に入っているのだが、どうせならちょっと差別化したい。まずは Old School Telephone Ringtone。1種類だけだが「ジリンジリン」という短めのベル。日本の黒電話とはまた違う感じがなかなかいい。

古い携帯電話の着メロは45種類もある。いわゆるジリリリ系の黒電話の他、会社のビジネスフォンみたいなプルルル系、色んな種類の電話が同時に鳴っているパニック系や変なスクラッチのループまで入ったシブヤ系まである。もちろんいずれもタップして着信音などに設定可能。インパクトのある音色は着信時に注目されること間違いなし。
  
最後にダンシングミク。ライブ壁紙というAndroidの動く待ち受け画面。昔の私だったらメモリとバッテリーを食うばかりの無意味な常駐ソフトは絶対許せなかったものだが、最近の機器は余裕があるので気にならなくなった。二頭身のミクが画面をあちこちテケテケ歩いているのを見ると癒される。タップするとネギを振ってダンスをするのだが、バッテリー残量によって表情が変化する。一応歩く速度を5段階に調整できるが違いが微妙。たまに勝手に落ちるときもあるがそういう不安定さも許せてしまうようになったのだから私も円くなったものだ。

ちなみに壁紙は Microsoft 台湾の Siverlight 公式キャラクター「藍澤光」。Android なのに Microsoft という違和感がお気に入り。昔、Windows 98 の壁紙を MacOS8 にしたものだが、やっぱり私のそういうひねくれたところは変わらない。

※9/30追記
記事のダンシングミクは現在公開中止になっている模様。

ロッテリアで朝食を

最近ダイエットをしているので炭水化物の摂取を制限中。私はサンドの飯より米が好きなので非常につらい。でもあまりに節制しすぎて精神に崩壊を来しそうになったので、今朝はロッテリアに行ってマトモな朝食を久々に摂ってきた。いやダイエット中にジャンクフードって思われるだろうけど、米を食ったら自分に負けた気になるもので。よくわからん持論。

ソーセージ&エッグにLリッチローストコーヒー、ナチュラル(皮付き)ポテトのセット。朝マックのソーセージエッグはバンズがイングリッシュマフィン(トウモロコシの粉っぽいパン)だがこれは普通のブレッド。特筆する味ではないが飢えたカラダにはうれしい。コーヒーも昔はサーバーに作り置きして酸っぱくなってたものだが、最近はどこの店も淹れたてでそこそこ旨いからこれまたうれしい。

持ってきたEVOをいじりながら食べていると、お盆の下敷きに目が行った。エヴァンゲリオンのマリなんとかの待ち受け画面がもらえるそうな。アニメを見たことがないし興味もないのだが、下の文面が気になった。

・・・ふふーん、なるほど、面白いじゃないか。これは私に対する挑戦だな。かかって来なさいっ。

何を隠そう私のEVOにはQRコードスキャナーがインストールしてあるのだ。これを使えばバーコードなんぞチョチョイのチョイで読み取れるわっ。ケータイ用サイトだってユーザーエージェントを偽装してしまえばどうってことない(←偉そうだが全部自分で作ったものじゃない)。
  
このアプリはケータイ用のQRコードだけでなく、書籍用のバーコードまで読み取れる。なのでうまくやるとGoogle検索で書籍情報なども検索できる。色々なバーコードを読ませてみたが、割と汎用性があって大抵は読み取れる。だからといって何かの役に立つかというと微妙だが。

赤い線に中心を合わせてピピッと。おお、URLが表示されるではないか。早速アクセスしてみたが、何やらよくわからんログイン画面が表示された。「無料会員登録はこちら」などというボタンまである。なんじゃこりゃあ? 

もう一度下敷きの注意書きをよく読むと、

などとあった。ななな、なんじゃこりゃあ。

私はネットの「無料会員登録」ってのが信用ならない人。こないだGoogleの住所録がAndroid上で平文で流れてしまうというセキュリティ問題があったし(私は元からオンラインにしていない)。ツイッターやらに本名やら写真やら載せて自爆している人も多くいるし。ネットというのは顔も知らない多くの誰かが間に介在し、匿名なんか薄皮1枚で護られているだけって思わないと。特に無料サービスはそこに登録した個人情報が流出してもリスクを負ってくれないもの。タダほど高こうつくモンはないねんでっ。私は毎年金払ってドメインまで保持しているが本気になって調べれば住所もバレる。だからここに匿名で書いているという意識はない。匿名だろうがなかろうが自己責任の時代ですよ・・・てて、ていうかマリの待ち受け画面なんか欲しくないんだからっ、ふんっっ!

などと一人よくわからない怒りを抑えながら食べていたら店に「WiFi使えます」という白い犬のステッカーが貼ってあることに気がついた。試しにEVOの無線LANをONにしたら「FON」というアクセスポイントが表示された。ブラウザを起動するとこんな画面が。なるほど、以前ロッテリアに行った時に書いたものがだいたい現実になったのか。

とはいえクレカ決済しないと使えないらしい。SoftBankのiPhone/iPadユーザーは無料で使えるみたいだけれど、やはりクレカや端末の個体識別情報などで身元が確認できるようにしないと迂闊に無線LANも開放できないのだろう。以前もNintendo DSで犯罪予告した中学生もいたし、ネット性善説も遠い昔の話。