前回の続き。多少時間軸が前後しているし間が空いちゃったけれど。
バイク乗りというのは曲がりくねった道が好物であるのがほとんど。今回のツーリングのメインは峠を走ること。しかし今回の峠はスリリングで怖い道だった(英語と日本語同じやん)。
道が急に狭まったり、路肩が崩れかかっているのはともかく、山から流れ出た湧き水が突如水たまりを作っていたり、枯葉がちょうど走りたいラインに敷き詰められているように落ちていたりと、路面の状態が非常に悪い。とはいえ峠は走り屋のためにあるのでは無いのだから、文句を言うのは筋違いってもので。
そんなわけで久々にヒヤッとすることが数回。シフトアップしたままコーナーに進入し、トルクを失って立ち上げられなかったり、急なシフトダウンでエンブレかかり過ぎてバランスを崩したり。半分ほど走った所でようやく普段より回転数を思いっきり上げてトコトン引っ張るようにすればいいことに気づく。まだまだ私も瞬時の状況把握とライディングが甘いなぁと反省しきり。いや、そんな攻めてませんけどね、ホントに。
今回はタンクの給油フタの手前に吸盤式カメラスタンドで ADIXXION GC-XA2を固定し、動画を撮ってみた(車載写真は動画のキャプチャ)。動画の方は諸事情により公開できないけれど(けしてそんなに攻めt
山を降りたら国道17号バイパス上武道路の道の駅おおたでひと休み。コーヒーを飲みたかったが、行きで飲んだらトイレが近くなってしまったのでガマン。
道の駅内には太田市に富士重工の工場がある関係かスバル360が展示してあった。様々な出店が出ていて美味しそうだったし小腹も空いていたのだが、次の目的地があるのでたこ焼きだけでガマン。
日も傾き始めた夕方に最終目的地、埼玉県日高市にあるサイボクハムに到着。食のテーマパークと名乗っているようで、ヨーロッパ調のファンシーな建物と道の駅的な地元産野菜果物などを売るテントがごっちゃな感じ。連休もあって子どもから年寄りまで結構にぎわっていた。
牧場直営だけあって味は絶品。特に厚切りベーコンは旨味がギュッと詰まっている感じで良かった。お土産に買って帰ろうと思ったら、時間が遅かったのもあって売り切れ。残念だがソーセージなど購入(塩分でごまかさない旨味がグッドだった)。
粕尾峠はロードタイプのバイクではギリギリな感じの道だったけれど楽しめたし、何より気心知れた友人と会話しながらのツーリングってやっぱいいね!
しかしマルチの400でツインの650とタイトな峠を走るのはキツイなぁ・・・(自分の腕じゃなくバイクのせいにする奴)。
ではもっちゃん、今回もお疲れ様でした。