たどりつくと富山はいつも雨降り

先月初めの3連休の2日間、妹(独身)が単身赴任している富山へ行ってきた。だいぶ間が空いてしまったがそのレポート。

前回は高速バスと電車で一人で行ったが、今回は母を連れて車で高速を使って往復。ETCをつけて土日に行ったので片道の高速代は1,250円で済んだ。ただし軽自動車で行ったので過酷なドライブ。巡航速度90km/h前後、休憩3回で片道5時間半。だがこの旅行中、母も妹も免許持っているクセしてハンドルを握ろうとしないしナビすらしなかった(ちなみにクルマはナビついていない)。まあ下手にナビさせると「そこ右ッ!」と、交差点に進入した時点で言うから危ないのだが。

あらかじめ昼に少し寝ておいて自宅を夜中の2時に出発。川越ICから関越道をずっと北上。真っ暗な中を走り抜けるのでちっとも景色は楽しめないが渋滞なくスイスイ。母は話しかけないと一切しゃべらない人なので、北陸道に合流するまで永遠かと思われる長い道のりを孤独に走る。途中ラジオのチューニングがどこも合わなくなるので、イヤフォンでアイマスをずっと流して運転。しかしネットで調べた関越→北陸道ルートは失敗だったかな? やたら遠回りな気がする。上信越道ほどアップダウンはないからクルマには優しいけど。

北陸道に入って富山方面に向かっているうちに明るくなり始めたが、大粒小粒の雨がビシバシ。左手にたまに煙った日本海が見えて「ホラ、海だよ」と言っても母は見ようともしない。どうやら助手席で前を向いていないとダメらしく、ずっと固まっている。結局、横で緊張したままほとんど寝ていないようだ。運転してんのはこっちだというのに。そんなに息子の運転が信用ならないんなら自分で運転しろ。でも「絶対しない」と言うが。

朝の7時頃に小杉ICに到着し、妹に電話かけさせるとまだ就寝中らしい。こっちは寝ずに運転したので、とにかくエネルギーを補充したい。妹のアパートに到着し、寝起きの妹の支度を待つ間に一休みし、朝飯を食いに氷見市場食堂「海寶(かいほう)」へ。目当ては刺身定食(1,100円)。なんか去年より値段が100円上がってボリュームダウンしている気もするが、やはり大ぶりに切った、脂のしっかり乗ったハマチが旨いッ。備え付けの醤油が地元産らしいが、関東の醤油より甘みがあって刺身につけると旨いッ。妹と母は汁物にカニが入ったかぶす定食(1,100円)を注文。カニの足がまんまドカッと豪快に入っていて食べるのに苦心していた。私は汁のアラの骨までしゃぶりついていたけれど、2人には朝からボリューム多過ぎだったみたい。

朝食後はすぐ近くの道の駅・氷見フィッシャーマンズワーフ海鮮館へ。海産物が手ごろな値段で買えるらしく、母と妹で今晩の夕食のおかずを買うそうだ。私は半ば押し売りみたいなおばさんを払いながら、会社へ持っていくお土産を調達。だから鯖寿司勧められたって私ゃ苦手なんだってば。

しこたま買い込んだら昨年のリベンジで雨晴海岸へ。というか朝からずっと雨がパラついているけど。駅前に勝手に車を止めて徒歩で砂浜へ。やはり立山連峰は見えるわけがない。妹は砂によくわからんラクガキをし、それを写真に収める私。兄妹じゃなければバカップルだな。

家に到着し、とりあえず妹に「どこに行きたいんだ?」と問うと何も決めていないらしい。だから数日前にメールで「どこ行くのかお前が決めとけ」って送ったじゃねーかっ。仕方ないので「起きるまでに決めとけ」と言い残し、夜通し走った疲れを癒すために2時間ぐらい昼寝。起きたら「布団とコタツが欲しい」というのでアパートから離れた国道沿いのニトリへ。

妹は車の免許を持ってはいるが、両手で数えられるほどしか運転していないペーパードライバー。以前引越しの際に高岡市内を運転させてみたら市街地を60キロ以上でブッ飛ばし、信号無視までしそうになった。それ以来「お兄ちゃんが運転するなって言ったじゃないかー」と言い訳して、マイカーどころかバイクすら持たないので買い物は自転車で行ける/運べる範囲でしかできない。私が車で来た時でもないと大物が買えないが、女の買い物は退屈なので、ニトリに到着したら車中で一休み。でもウ●コしたくなってトイレに行ったら、こんな紙が貼ってあった。ウ●コ流せないじゃん…

大物をしこたま買い込み、アパートに戻ったら夜までゴロゴロウダウダ。暗くなったら朝買ったホッケや白エビなどで夕食。しかし日本海側は魚が旨い。普段まるで魚に箸をつけない私もモリモリ食べる。お腹いっぱいになってまたゴロゴロし、ようやく1日目は終了。持参した寝袋で就寝…

2日目、どこに行くかと問うと「海王丸」という返事。引退した訓練用帆船が展示してあるとのことで伏木富山港の海王丸パークへ。行く前は全然興味がなかったのだが、mezzoは後で行きたいと言っていた人より夢中になる男。母と妹がさっさと順路を進んでいくのに大幅に遅れて写真を撮りまくっていた。こーゆーレトロもの、大好き。ちょっとした晴れ間に吹いた海風も気持ちよかった。帆船サイコー。

帰りは「白エビバーガーが食いたい」と妹が言うので道の駅・カモンパーク新湊へ。3連休の中日ともあって、外まですごい行列。私だったら絶対並ばない。妹が行列に並び、私と母は道の駅を散策。私はそこでお徳用おかきと誠やのブラックラーメン3食入りを買ってしまった。入口には生きた白エビが円筒状の水槽で展示してあった。水温が冷たくないと死ぬらしく、水槽は冷えてびっしりと水滴がつくので備え付けのワイパーでぬぐって見る。足をジタバタさせながら上へ下へとフワフワ泳ぐ白エビはかわいい。でもこれから食うのよね。

ずっと待っていても妹が戻らないので様子を見に行ってみる。ようやくあと20組分というところらしい。ていうかもう2時間ぐらい経っていないか? 白エビバーガーはどうやら作るのに時間がかかる上、厨房には5人しかいない。みんな白エビバーガー目当ての客らしく、他のメニューはすぐ食えるらしい。妹と待つのを交代しているうちに腹が減り、そこでカツカレーを注文して食っていたら妹に怒られた。

なんだかんだ3時間が経過してようやく白エビバーガー(300円)をゲット。妹のアパートまで持って帰り、オーブンで数分温めてから食す。サクッとした食感、薄味ながら白エビの香ばしい風味とタルタルソースが調和した逸品。だが3時間待って食う価値はないな…

夕方はどこも出かけず、持参したサイレントヴァイオリンでイ短調の音階を練習しているうちに夜。帰る前の最後の食事はどうしよう、ということで私のリクエストで富山ブラックラーメンに。高岡市内にあるという誠や(食べログのリンク)へ。真っ黒な焦がし醤油のスープが絡む、食べ応えのある極太縮れ麺が旨いっ。以前食ったものより塩辛くはないかな? 旨い旨いと真っ黒なスープを最後まで飲み干す。

帰り際に高岡大仏を見ようということで夜中の参拝。ライトアップされて緑色の巨体がぼうっと暗闇に浮かんでいたが、顔が優しいので恐怖とは感じない。カップルが参拝に来てたけれど、何かご利益があるのかしらん?

まあそんなこんなで妹宅の粗大ゴミを引き取り、夜10時過ぎに帰宅の途につく。帰りは上信越道経由で。アップダウンでクルマが悲鳴を上げるので速度は稼げない。これまた永遠とも思える暗闇をずっと走り午前3時半ぐらいに家に到着。結局行きと時間的にはあまり変わらなかったが、道の変化が多い分疲れは少なかったかも。でも富山観光も含めて2日間で総走行距離は965キロだったのでさすがに疲れた。その疲れもあって、旅行前に到着したhpのPCが当分手付かずだったのは言うまでもない。

まあ、でも母もひさびさ妹に会って安心したようだし、旨いもん食って満足したみたいだから、来年雪がなくなる頃にまた行こう。

「たどりつくと富山はいつも雨降り」への2件のフィードバック

  1. <雪がなくなる頃
    何ていわず来年早々にでも上信越道でいこうよ♪
    信越国境の雪壁の中をアイスバーンにチェーンで、
    2車線なったり1車線なったりの、
    凸凹のついた路面上を、
    ハンドル押さえながら行くスリルったら・・・

    吹雪くと視界不良で電車も道路もすぐに止めちゃうけど、
    mezzo氏ならヘーキさ!
    きっと心くすぐられると思うよ。
    都会育ちにはワカランべ。
    「今歩いているこの道がいつか懐かしくなるはずだ」

  2. 君は私に「もう一度クルマをオシャカにすれば?」とでも言うのかね?
    シャーシからゴリゴリ音が鳴り、タイヤが煙吐いてる状態で家に帰るのはもうコリゴリです。

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