昨日の誕生日、運転免許証の更新をしてきた。昔は「○○年の誕生日まで有効」だったが、今は前後1ヶ月の余裕があるので別に誕生日までにやらなくても良い。でも空いている日がここしかなかったし、昔1回更新忘れて失効しちゃって再発行が大変だったから思い出したときにやらないと。重い腰上げて昼過ぎにSRXでバビュンと免許センターへ。

もちろん模範ドライバーとは言い難いmezzoなのでゴールドな訳がない。今回の更新でも3年間の有効期限。別に暴走してたわけじゃなく、数年前に首都高出口の下り坂を下ったあと待ち伏せしていた覆面パトに速度超過で取り締まられたのと、駅前の裏道にバイクを十数分駐車した違反で。納得は行かないが違反は違反なので仕方ない。と思っていたら免許センターに行く途中でネズミ捕りをしていた。車通りが少なく、事故が起きる場所でもないのに。取り締まりやすいところ「しか」取り締まらない警察のやり方はやはり納得が行かない。運良く前の車が遅かったため、捕まらずに免許センターに無事到着。申請書はだいぶ簡略化され、悪名高かった交通安全協会の強制加入もなくなったが、平日の昼間なのに人がむちゃくちゃ並んでいる。

懸念だったのは免許証にヒビが入っていること。以前バイクで都内を走行中、サイフを落としてそのまま複数台のトラックに踏まれて割れてしまったのだ。中のICチップもいつの間にかどこかにすっ飛んでいたのでヤバイなぁと自己申告したのだけれど「別に大丈夫ですよ」とのこと。じゃあICチップって何のためにあるの? 最近になって大量の偽造免許証が摘発されたらしいけど、長いことバレなかったらしいし。どうも役所のシステムって事務処理が複雑な割にザルな気がする。認知症の人間だってチェックできてないからブレーキとアクセル踏み間違える事故が減らないし。あと大型自動車免許も持ってるのに免許の条件等に「中型車は中型車(8t)に限る」って書いてあるのも意味がわからない。要は大型車の適正不合格で旧普通車の免許に戻したときのためだろうが、大型乗れない奴を中型に乗せていいのか? 大型車並みの4t中型車だってあるのに(発泡スチロール運搬用のデカ箱)。区分を複雑にしすぎて後から改正で歪むから運用がおかしくなる。

などと列に並びながら悶々としていたらやっと検査。無駄に大型も持っているので深視力も測定。遠近感をチェックする視力検査で、2m以上先にあるボックスの中を覗き、2本の棒の間をすり抜ける同じ太さの棒が横に並んだらボタンを早押しして止めるという検査。試験官が微妙に驚いて「コンタクトしてないよね?」と念を押してきたので、どうやらピッタリで止めて合格していたみたい。両目は大体2.0と昔から視力だけは異常にいい。でも最近は近くのものが見えづらくなってきたのよね。

違反講習は2時間。道交法改正のポイントやら教本に沿った安全運転の心がけとかビデオとか。ビデオはVHSテープで2本見て、ナレーションがそれぞれ皆口裕子と永井一郎っぽかった。声の調子がアニメ用と違ってるしテロップも出なかったけれど、声やブレスに含まれる声帯の低周波成分からすると間違いない気がする。ちょっと萌えた(皆口の方)。

講習は日が傾いた頃に終了。帰りに併設の献血ルームで400ml献血。162回目で今年最後の献血となった。なんか誕生日だというので記念品をもらった。私は携帯ストラップは使わない人なのでもらってもあんまりうれしくない。こないだ姪にあげようとしたらウケ悪かったし。マスコットキャラの耳が血だから気持ち悪いそうな。

新しい免許証はちょっとハゲが目立ってきたが写りはよかった。母に「お前は写真写りだけはいいね」と言われたが「元がいいからな」と言っておいた。おい、そこ、笑うところじゃないぞっ。

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