とにかくトニカ

 今使っているヴァイオリンは一番最初を除いてずーっとトマスティーク社のドミナントという弦を張っていた。最初張ってあったのはピラストロ社のゴールド。多少楽器を鳴らすことができるようになったらE線のキンキン具合がすごく嫌で、隣のA線から移るときに音質が変わって気持ち悪かった。ドミナントに換えたら音が柔らくなったので、結局そのまま何の疑問もなくドミナントを張替え続けた。

 最近、ヴァイオリンを再開するのにあたり、ネットで情報が以前より収集しやすくなって、色んな弦の評判が見れるようになった。でも音色とは個人の好みで大きく左右されるもの。実際張ってみないとわからないのが正直なところ。

 さて、十ウン年ぶりに張ったピラストロ。トニカもようやく落ち着き始めて音色のクセがわかってきた。というかこれというクセがないのがわかった。実に優等生的。G線A線の低音はドミナントより深みはない。しかしA線E線は雑味のないハッキリとした発音。やっぱりE線はキンキン言うが、胸をかきむしりたくなるような音ではなく、鈴のような華のある音色。悪くはない。多分昔とは音の感じ方も変わったのもあるだろうが、ピラストロの悪印象は消えたかも。

 でもドミナントのガシューっていう雑音がない分物足りない気もしないでもない。まあ高いものなのでこのまま使い続けて様子見。次回はインフェルドの青赤やラーセンとかヘリコア、いっそオイドクサなんか試してみようかな、とも思うがどこかの楽器店のブログ(URLは失念)に「弦をしょっちゅう取っ替え引っ換えしてる人は腕がイマイチ。そんなことより練習してた方がいい」というようなことが書いてあったしなぁ…

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