ヴィオラの弦交換

 今日はUbuntuから更新。データは何とか救ったけどPCがだめぽ。

 先日、伊奈町で購入したヴィオラを弾いていて気になったのは軋むようなノイズ。実はこの手の音は弦から来ることがほとんど。安物の楽器には超安物のメーカー不明な弦が付属しているため、こりゃ弦を交換せにゃアカンと思うとった訳。でも今月は色々と出費が重なっているため、しばらく我慢せにゃと思うとったらヴィオラ弦の買い置きを持っていたの忘れていた。

 トマスティーク社のドミナントというオーストリア製のフルセット。値札がついているけど1本1,100円から3,000円って高ッ。昔の私はお金持っていたんだねぇ。今のパッケージと違うのでだいぶ古い。使えるのだろうか?

 これまたいつ買ったか不明のハイダージン社のペグ・コンポジションというクレヨンのようなものを使ってペグを均す。弦を巻きつけ、音合わせをするためのペグ(糸巻)は単に穴に挿さって摩擦で止まってるだけなのだ。ここがいい加減だとチューニングも合いにくくなるので、滑りを止めたり回り具合を均等にするためたっぷり塗っておく。ていうかさすが安物、最初から何も塗っていないし。まあこういう細かい調整をしない分、価格を下げられるわけだけど。

 弦をペグに均等に巻きつけ、ある程度テンションをかけたらチューナーで合わせ、ズレたり傾いた駒を調整しながら何度もチューニングする。張り立ての弦はすぐ伸びて調律が狂うので、結構面倒な作業。A線のペグの弦がイマイチきれいに巻かれていないので、一旦緩めて張り直しをしようと思ったら、

 「ブッツィィィン」

 き、切れた。うひー。ま、まあ未開封とはいえ、結構古い弦だったしなぁ…って、1,100円の弦だよ! おい! な、泣ける…結構新品でもテンション高く張りすぎると簡単に切れるので、みなさんもヴァイオリン等の弦を張り替える際にはお気をつけください。

 で、仕方なくA線のみ元の弦に戻してチューニング完了。音量は前より少ない気がするが、音質は飛躍的に向上。倍音が豊かに響いて心地よい。心なしか弓も軽く動くようになって弾きやすくなった。しかしA線だけは元のままなので移弦するととても残念な音に。弾いてて鬱になる…仕方ない、単品でA線だけ買うかなと思ったら、うわっ値上がりしている。高ッ!なんというブルジョワなっ! 円高じゃないのか?

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 えー、上の Amazonのアフィリンク見てもらうとわかると思うけど、1万4千円で買った楽器なんよ、これ…

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