ジャイロ購入当初は前オーナーが不調をごまかすためか、メチャクチャ高いアイドリング(たぶん3,000回転以上)にされていた。そのせいか燃費がすごく悪かった。色々整備して直してからは、プラスドライバーを突っ込んでアイドルスクリューを回して調整し、タコメーター設置後は規定の 1,800 回転前後に合わせていた。
こうして満タンで通勤5往復が6往復に向上したが、まだ燃費が悪い気がする。それに排気もガソリン臭いような。これは混合気の調整がおかしいのかもしれない。
で、エアスクリューの方をいじろうと思ったら、排ガス規制後のジャイロはカンタンにいじれないよう、D型の特殊なネジになっていた。なんてこったい。
また新しく工具を買う羽目になったが、これが結構いい値段。なので以下のビット型のものを購入し、ついでに他の用途でも使い回しできるよう、ビットハンドルも購入。これだと回した時の回転数がわかりやすいし。
だが、届いたD型ビットをハンドルにはめてみたところ、
短かッ! 失敗したッ!
さらにビットハンドルの固定金具がゴツすぎて、カウルの穴に入らない。無理やり通してみたが、今度はキャブのゴムホースが干渉して、エアスクリューに届かない。
致し方ないので楽天市場で長いのを見つけて買い直した(執筆時は Amazon に登録なし)。
比べてみるとこんな感じ。。
これでギリ干渉せず、エアスクリューを回せるようになった。
で、いじってみた結果だが…イマイチよくわからない。混合気を濃く(左回し)すると白煙が増えるのでわかりやすいが、薄く(右回し)しすぎるとエンジンがストールするのでその中間にするのだが、好調な所がよくわからん。多少はガス臭いのが改善したかな? キャブレターは未だ分解していないのだが、その時にまたトライしてみよう。
そういえばオートチョークを手動にしたその後だが、混合気調整をしたからか零下でもチョークを引かずに何とかセルで始動している。エンジンが温まらないとストールしやすくなったので、若干アイドリングを上げた(2,000回転前後)のもあると思う。まだこの寒さならチョーク無くてもイケそう。とはいえさらに寒くなったらさすがに無理かも。カウルを外さないとチョークが引けないのだが、さてどうしよう…