一人でお茶を

紅茶で思い出したのだが、昔、コミケに熱心に出店していた頃にこんな本を出したことがあった。タイトルは「あんくる・すとれんぢ」。当時志村けんの「変なおじさん」が流行っていたのでそれに便乗して出した誰得な本だ。

今はどうか知らないが、当時コミケでは中身も見ずに可愛けりゃオッケーでバンバン表紙買いする奴がほとんどだ、と言われていた。ならば表紙はファンシーでポップン・ガーリッシュなのに、中身はオッサン絵ばかりで読者をガッカリさせてやろうと思い作ってみたのだった。

並べてみたら表紙に引かれて寄ってくる人間は多かった。でもみんな中身ちゃんとチェックしとるやないか! 結局ほとんど売れず、20年近く経った今でも封を開けていない在庫の山が残っている。

さて、話を戻すと紅茶の話ではないがこの本で「Tea for Two ~ 二人でお茶を」というマンガを描いた。一見、少年誌にありがちなラブコメだが、もちろんヒネクレ者の私がそんなものをストレートに描くわけがない。

今見るとアゴが変にでかいし線は汚いし最後は下ネタだし。それでも読みたいって方は続きをどうぞ。
  

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