ジクサーを買った当初から欲しいと思っていたリアキャリア。数年越しにようやく取り付けた。
というのもジクサーでちょっとした荷物を積みたいとき、引っかけるところがなくて困っていたから。グラブバーはあるが、ここにベルトを引っかけると後ろの方が細く狭くなっているため、後ろにズレてほどけてしまう。なのでグラブバーのスキマにベルトを挿し込んでこんな感じに固定していた。
だがどうやってベルトを取り回したか覚えていなくて、毎回頭を悩ませていたし、やっぱりモノを積みにくい。いつの間にかシートが傷ついて小さな穴が開いちゃったし。
購入したのはデイトナ製の「グラブバーキャリア 94808」。積載荷重は4kg。
キジマ製もあるが、こちらはポン付けとはいかず、切ったり穴を開けたりしないと取り付けられないらしい。ただしボックスなどを積みたい場合は、荷台の大きさと強度からしてキジマ製じゃないと難しいようだ。とはいっても積載荷重は5kgらしいが。
私はボックスを積まない、というか積んだら足が上げられなくてバイクにまたげなくなっちゃう。それに見た目スマートなのでデイトナ製をチョイス。う~ん、最近デイトナ製品ばっかり買っているなあ。
まずは添付の説明書を確認。複雑そうに見えるが、図解されていてわかりやすい。
説明書通りパイプの穴にエンドキャップを挿し込み、ダイソーで買った110円のプラスチックハンマーで叩いて挿入。
あと取り付けに必要なネジとスペーサーはこれだけ。ポン付けっていいよね。
グラブバーの取外しの際、1カ所が奥まっているため、12mmのディープソケットを使ったら外しやすかった。まあメガネレンチとかでも全然イケると思うが。
カウルとの接続部分は例のプッシュリベット(デイトナの説明書では「トリムクリップ」表記)で止まっている。これは細めのドライバーなどで中心を突いて凹ませて、下から押すとポロッと外れる。
グラブバーは見た目プラっぽかったのだが、外したみたら意外と重い。アルミ製っぽい。
キャリアを取り付けるため、さらに後ろのプラスネジ2本を外す。このネジとプッシュリベットは使わないので保管。純正のフランジボルト4本はキャリアを取り付けるのに再利用。上手くできているなぁ。
添付のスペーサー(金属製の分厚いワッシャーみたいなもの)を6個置く(赤丸部分)。
キャリアを載せて純正のボルト4本(青丸)と添付の六角穴のボルト2本×2(赤丸)を挿入して仮止め。なお添付のネジは2種類で、使う六角レンチのサイズが違う。ネジ穴が遠くて見えないので結構ハマりにくいが、工具で無理してネジ込むとネジ山がバカになっちゃうので、全部のネジが入ってから締め込むこと。
ボルトを締め込んだら下の塗装がはがれた。ワッシャーとか噛ましたいが、強度の問題とかあるかもしれないのでこのままで。
取付後、シートを取り付けたらこんな感じ。でも強く押さないとシートがハマらなくなった。個体差?
思っていたより大きく、パイプが太くてガッチリした作り。
アジア仕様の商用車っぽくなってしまったが、ツーリングとか行くときは荷物が載るので気にならない。
シートとほぼ面一(ツライチ)なので、大きめの荷物とか積むときにいいかも。タンデムの座り心地? 後ろに乗せる彼女とかいないのでどうでもいい。
前よりもつかめる所が多くなったので、取り回しがラクになった。センタースタンドをかけるときも軽く感じるように。テコの原理かな。
フックが4カ所あるので、引っ掛けやすいしズレにくい。
ブレーキランプの視認性も、大型トラックなどで鼻先まで近づかない限り大丈夫そう。
あと同じくデイトナのバイクカバーを使っているのだが、今までLサイズがあつらえたようにピッタリだったので、キャリアをつけたらどうかなと思ったのだが、
ちょっとタイヤがはみ出るぐらいで全然大丈夫だった。
このバイクカバーは半年近く使っているのだが、この夏の猛暑と台風に晒されてもヤレやホツレがない。今まで色々バイクカバーは使ってきたが、デイトナが一番使い勝手が良く、コスパも良くてオススメ。
うん、やっぱりデイトナ製はいいね。今までハズレを引いたことがないし。そろそろブーツも新調したいのだが、デイトナ製にしようかな。
おまけ:添付の警告ステッカーを貼ったら微妙な感じになった。
メーカー的には正しいんかな…