AKG K240 STUDIO のパッド交換

AKG(アーカーゲー)のスタジオモニター用ヘッドフォン、K240Sのイヤーパッドがだいぶ前からヘタっていたのだがようやく交換した。

既にK240Sは後継機にMKII(マーク・ツー)やデジタル対応型のK242HDが出ている。金色だったのが銀色になったぐらいで形状はほぼ一緒のようだが、後継機は先代モデルから材質を一新しているらしい。よく見るとパッドの型番も違う(先代は2058Z1001、MKIIは2058Z10010、K242HDはベロアに変更されてAP6-Z)。多分合うだろうと思いあえてMKII用のパッドを選択。最安値の通販サイトで注文したのだが、在庫切れのため1ヶ月かかってようやく手元に到着した。最近のAKGは部品が中国製らしいのでもっと早く着くと思うんだが、もしかするとオーストリアを経由して来たのだろうか。急ぐものではなかったので何度も何度も納期が延期されてもクレームはつけなかったけれど。
  
数年使ったパッドは経年劣化で硬化して合成皮革がひび割れを起こしていた。新しく届いたものを触るとかなり柔らかい。形状は思った通りまったく一緒。外したら中のダイヤフラムをカバーするウレタンパッドがホコリっぽくなっていたので、掃除機で吸ってから軽くウェットティッシュで叩いて汚れを落としてから再装着。

イヤーパッドの方は中々すんなりと入らない。何とか押し込んだり引っ張ったりしながら挿入。溝に引っかかって端を巻き込んだりしてかなり手間取ったがなんとか元通りになった。何度かダイヤフラムに角が当たりそうになって危なかったので、パッド交換はいきなり両方外さず、片方ずつ交換した方が良さそうだ。
  
打ち込みのモニタリング以外あまり使わなかったので慣らし運転にスウィープ音をしばらく流してみた(過去記事:レッカ!レッカ!のデマグネタイジング・スイープを参照)。そのあと久々装着して試聴してみたが、やはり低音が弱くて観賞用には向かない。数年使ってエイジングはしているのだが、特性がフラットなためどうしてもドラムやエレキベースは音量を上げないと音がモコモコとこもる。BGMとしてロックやポップス等を音量を抑えて聴くのなら、パイオニアの安物の方が味付けしてある分ドンシャリして聴きやすい。

だがクラシックやモダンジャズなどのアコースティック楽器では空気感がまるで別次元。弦楽器はちゃんと箱の鳴りが聴こえる。打ち込みのモニタリングをすると音の分離がしっかりしている。まあそういうスタジオモニタ用途のヘッドフォンなのだから万能を求めてはいけない。かといって高価なヘッドフォンを用途に合わせてとっかえひっかえする余裕はないけれど。

さあて装着感も良くなったし、これからの季節、防寒イヤーパッド代わりにも使えるので出番も多くなるだろう。でも夏場はムレムレベタベタするので絶対装着したくない。

  

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